森の中の映画館。

不定期に映画の感想記事を投稿します。

映画『レッド・ウォーター/サメ地獄』(※警告文の後ネタバレあり)


太陽光発電みたいにストレスを電力に変える技術があればいいのに。そうしたらきっと電力供給不足は瞬時に解決されると思う。

なんて荒唐無稽なことを考えながら、日本の片隅に住む善良な底辺はコーヒーをお供に映画をみることにした。

こんなアンニュイな日はゆるく吹き替えで、ながら見できる大味そうなサメ映画『レッド・ウォーター/サメ地獄』をみることにした。




【レッド・ウォーター/サメ地獄】

アメリカ・2003年…∣ホラー/アクション/パニック

『キャスト』

ルー・ダイアモンド・フィリップス

クーリオ

ロブ・ボルティン

クリスティン・スワンソン

『監督』

チャールズ・ロバート・カーナー

『脚本』

J・Dフェイゲルソン




ざっと言うと期待以上に大味なB級感溢れる映画で、ながら見にはまあ…適していると思う。(最適ではないかもしれない)

アメリカ・ルイジアナ州のアチャファラヤ川の下流にある湖が舞台で、湖で遊んでいたリゾート客の若い女性が巨大オオメジロサメ(オオメジロザメは淡水で長時間活動できる)に襲われる事件から物語が始まる。

冒頭からサメ映画のありがち王道展開はいやが上にも期待感を高めてくる。(期待感は割とここがピーク)


ルー・ダイヤモンド・フィリップス演じる主人公、元優秀な石油採掘技術者ジョン・サンダース(あまり優秀そうに見えない、現在釣り船屋)の元に、石油会社に勤める元妻ケリー(美人)が同じ会社に勤めるジーン(嫌味なインテリ風)とともに、アチャファラヤ川での石油採掘の協力を得ようとやって来る。


過去に油田事故で同僚を〇亡させた事を自分のせいだと責め続けていることもあり、最初は断るサンダース。

部下のエメリー(信心深い、妻あり。主人公より好き)の給料も半分しか渡せないほど金銭的に困っていて銀行に借金もしている為、エメリーに説得され(給料半分しか貰えない身としたら死活問題)、報酬のため渋々元妻ケリーの依頼を受ける所から本格的にストーリーが動き出す…。








※ここからネタバレがあります。












この映画はサメより主人公サンダース達とマフィア達の揉め事がメインというか、サメの活躍は地味めに抑えられてる感があります。(海じゃなく湖(川)が舞台だからなのか)

とは言えド派手な活躍はしないけど、サメ映画のサメとしてきちんと最低限の仕事はします。

ですが勝手にタイトル『サメ地獄』からもっと沢山のサメが派手に暴れまわるのを想像していたので、若干肩透かしを食らった感は否めません。

(サメに襲われた人にとっては十分サメ地獄なんですけどね…苦笑)

勿論最後サメは倒されるのですが、倒され方が石油採掘ドリルみたいなイカツイやつを口に『ズボッ!』と入れられ、ドリルに口の中ギュルギュルされたのが画期的なやられ方で、このシーンが映画中一番良かったです。

そしてサンダースたち(エメリー、ケリー、ジーン)パーティーがアチャファラヤ川の石油採掘場で、石油採掘をするのですが、その直ぐ近くにはマフィアの先客がいました。

彼らは石油採掘しに来たわけじゃなく、裏切った仲間が川底に組織からせしめたお金を隠していて、そのお金を回収するために来ていただけだったんですが、予想通りというか彼らと一悶着起きます。

ケリーが川底で調査をしていたとき、時を同じくして二人で川底に隠したお金を回収しに来たうちのマフィアの一人が、川底に捨てられた車のドアに頭をぶつけ気絶。

するともう一人のマフィア(裏切って金を隠した奴)が、その気絶した奴の酸素ボンベをわざと口から抜いて船に上がってしまいます。(始末する気満々)

そこに異変に気付いたケリーが気絶したマフィアを助けるのですが、これが波乱の幕開けになります。

マフィア達をライバル会社が石油を横取りに来たと勘違いしていたジーンは、マフィアの怒りにふれる失礼な発言をしたため(口は災いの元)、銃で足を撃たれ(沸点が低いマフィア怖い)、それが切っ掛けで中盤辺りで〇亡してしまいます。(折角ケリーが助けたのに恩を仇で返すマフィア怖い)


マフィアに囚われたサンダース達でしたが、そんな折川底を掘るドリルが放置されていたため、発生したガスが危険レベルに達し、石油採掘場が爆発。

採掘作業員2人が〇亡、石油が噴き出し主人公の師匠的立場の人が、噴き出した石油を止める為、川底の石油バルブを閉めに川に潜った際、サメに食べられて〇亡という悲惨な状態になります。(真面目に働いてただけなのに作業員達かわいそう、サメに食べられた師匠もかわいそう)


この時『サンダースお前行かないのかよ!?』とつい口から本音が飛び出してしまいました。

サンダースは師匠がサメにやられた後潜りました。(せめて一緒に潜っていれば)

その後マフィア達も仲間割れが起きたり、わちゃわちゃしだしたりして、監視役のマフィアが一人サメに食べられ〇亡、この辺りからクライマックスへ。

終盤まであまり良い所が無いサンダースでしたが、やっと終盤一人生き残ったマフィアと燃え盛る炎の中、一応一騎打ちの銃撃戦をしたり、活躍する見せ場があります。(サンダースがマフィアのボートのエンジンを銃で撃ったせいで爆発して火の海に…って流れだったと思うけどその辺あまり覚えて無いです、すみません)

銃撃戦では倒せなかったマフィアは、川に落ちてサメに食べられ〇亡。(サメに食べられるシーンは若干の見せ場あり)

サンダースとケリーは元サヤに戻った感のある終わり方でした。(洋画必須のキスシーンあり)

想像していたより、人同士の揉め事でわちゃわちゃしていた感じでした。

特に胸糞シーンも無く、グロ描写もかなり抑えめなので、期待せずに気楽に見るにはそこそこ(本当にそこそこ)楽しめる映画だと思いますがあえてオススメはしません。