森の中の映画館。

不定期に映画の感想記事を投稿します。

映画【リターン】母親が残した方程式の謎を解け…!(※ネタバレあり)


※この画像は生成AIで作ったイメージ画像です。

U-NEXTユーザー、ホラー映画好きな私が選んだ2025年・12/2、この記事を書いている時点ではまだ★レビューが1件もされていない(これは熱い予感)、U-NEXTに新入荷したホラー映画…

【リターン】2020年|カナダ|87分|ホラー
『出演』
リチャード・ハーモン
エコー・アンデルソン
サラ・トンプソン
マリナ・スティーヴンソン・カー
『監督』
BJ・ヴェロット


いつもU-NEXTで映画を選ぶ時は、先人たちの贈り物、★評価を参考に選ばせていただいています。
しかし今回はまだ★評価が無いので、自分の勘を頼りに雰囲気が良さそうなこの作品を選びました。(Newって書いてありますし見放題ですからね、大丈夫でしょう)


マイナーな作品なのでしょうか、Youtubeで公式トレーラーが見つからなかったです。
このIMDbという海外サイト(安全ですよ)で英語にはなりますが、公式トレーラーが観れます↓
https://m.imdb.com/title/tt8429394/?ref_=ext_shr_lnk

感想


ストーリー…

主人公のロジャー、その恋人のベス、そしてロジャーの幼馴染の親友ジョーダンの3人は、ロジャーの唯一の肉親である父親が亡くなり、遺産として残された家を相続するためその家に帰省します。
ロジャーの母親は失踪中、ロジャーの妹アメリアもロジャーが子供の頃亡くなっているので、彼にはもう家族と呼べる存在がいなくなってしまいました。

家の中を整理中、天才物理学者だった母の仕事部屋で、母親が遺した方程式と、身に覚えの無いロジャーが子供の頃の精神科のカルテを発見します。

このカルテだけでは良く分からない…(おまけに字も汚いらしく何が書いてあるのかも分からない…)


そして葬儀の日、参列者が帰る中、母の仕事部屋で見付けた精神科のカルテに書いてあった、主治医とおぼしき人物と偶然出会ったロジャーは、自分のカルテのことを問い詰めますが、精神科医に誤魔化されて立ち去られてしまいます。(何か訳ありな様子)

納得いかないロジャーは、後日精神科医の元を訪ねますが、この時も有耶無耶にされ、大した収穫もなく帰らざるを得なくなります。

この辺りくらいから、ロジャーの相続した実家(結構豪邸で羨ましい)で不穏な空気が流れ始め、怪しい人影が出没するなどの怪奇現象が起き始める中、仲違いしたベスが家から出ていってしまいます。

家に残っているジョーダンとロジャーは、ロジャーのカルテを盗み出すため、精神科医の診察室に忍び込みます。(完全に犯罪です。この人たち一線越えてます)

因みに作中明言はされていませんが、ジョーダンは電子ロックされている精神科医の診察室の鍵をハッキングして開けたり、父親の遺したパソコンのパスワード解析など、コンピューター関連に非常に長けている描写があります。(謎多き人物)

タイミングが悪く、ロジャーとジョーダンがカルテを盗みに精神科医の所へ行っていて家を留守にしているとき、なんとベスがロジャーの家に帰って来ます。(自分も悪かったからと…やっぱりロジャーのことが大切なんですね)

これが最悪のタイミングで、合鍵で家に入るベスに悲劇が襲いかかります。(この作品の良心が!)

漸く窃盗からから帰ってきた泥棒2人組、ロジャーとジョーダンはベスに起きた悲劇に気付くことも無く、盗んできたカルテを読みにかかります。

カルテだけでは核心的なことまでは分からず、後日ロジャーはまた精神科医の元を訪ねます。(仏の顔も三度まで)

ここで明るみになった事実として、この精神科医とロジャーの父親が不倫関係だったこと、そしてロジャーの記憶はこの精神科医の手により、封印されていたことがわかりました。
そしてロジャーが精神科に連れてこられる原因になった、『友達と呼ばれる存在』に関しても衝撃の事実が明かされます。

ロジャーは精神科医から封印を解いてもらいます。

そんな折、ジョーダンから連絡が…。

父親のパソコンのパスワードを突き止めて、保存してあった動画を見るロジャーとジョーダン。

その動画に映っていたのはベスを襲った化け物と同じ者が、父親を襲っている映像でした。
そしてよく見るとそれはロジャーの母親と同じ顔をしていました。

徐々に失われた記憶を取り戻していくロジャー、そして少しずつ真実へと近付いていきます。

母親が遺した方程式が気になり、ロジャーは方程式を解きます。(作中詳しく明言されていませんが、U-NEXTの説明によると、ロジャーは母親と同じ物理学を専攻している学生という設定らしいです。ずば抜けて頭が良い事は明言されていました)
どうやら方程式はタイムトラベルをするためのものだったことがわかります。(SFホラーだったのか!?)

どうやら母親はアメリアが亡くなる前、つまりまだアメリアが生きていた頃にタイムトラベルしようとしていたようです。

しかしその方程式には間違いがあったため、母親はあの化け物のような姿になってしまったことが判明します。

ロジャーは母親の仕事部屋へ行き、そこでベスの〇体を発見、ロジャーとジョーダンは2人列車に乗り逃避行かと思われますが、ロジャーはジョーダンを残しけじめをつけるために1人家に戻ります。

家に戻ったロジャーは、母親の仕事部屋からタイムトラベルに必要なメカを取り出して起動させ、過去にタイムトラベルします。

そして方程式の間違いを直すと…全ての悲劇は回避された事を匂わせつつ、静かに映画は幕を閉じるのでした。



感想

ざっと言うとそこそこ楽しめて雰囲気もまあまあなSF要素もある、当たりとは言えないけど、ハズレとも言い切れないホラー映画といった感じでしょうか。(私がU-NEXTに★評価付けるなら多分★2つだと思います)


映画の冒頭の方から、ロジャーとジョーダンの関係性に引っ掛かるものを感じていて(ジョーダンは女性)、何となくジョーダンはロジャーの事が好きなんだろうな…って感じていました。

ロジャーの方はジョーダンのことを親友と思ってるのが伝わってきたけど、ロジャーの事が好きなジョーダンからしてみれば、あのロジャーの距離感はジョーダンにとっても、ベスにとっても良くないな…って思います。(ロジャーとジョーダンの距離がちょっと近すぎる気がします)

現に映画後半のロジャーが真剣に母親の方程式を解いている最中、しれっとジョーダンが愛してる…とか言ってしまうので『なんやこいつ…』とジョーダンに不快感を覚えました。

〇害されたベスが可哀想で…ベスの〇体を発見した時と、その後のロジャーの行動も『なんやこいつ』とさらにロジャーにも不快感を募らせました。

私は登場人物誰にも感情移入出来なかったですが、唯一ベスだけは好きでした。

あまり細かいところは作中明言されなかったので(ロジャーが物理学を専攻している学生など)、私はてっきりロジャーが学生ではなく社会人だと思っていました。
(ベスは課題がどうとか言って勉強しているシーンがありました。)
もしかしたら私が見落としていただけで、ちゃんと明言されていた可能性もあります。


タイムトラベル関連の映像以外はそこそこ雰囲気は好きです。まさかあれでタイムスリップするだなんて、かなりイカれてるイカしてます。


あとストーリーでは細かい記述を避けましたが重要な事実として、母親の方程式は間違い無く、ちゃんと正しい方程式でした。
では何故、完成した方程式に間違いがあったのか…気になる方は是非映画をご覧になって確かめて見てください。
大丈夫です、ちゃんとそこそこ楽しめます。ただし、責任は持ちません。